日本の消費者金融の利用者データ

消費者金融でお金を借りている人はどんな人?

一昔前は怖いイメージがあった消費者金融。しかし最近は法律も整備され、大手銀行の参入やテレビCMの放映など、より身近な存在となっています。

消費者金融の利用を検討している方の中には、「実際にどのような人が消費者金融を利用しているのか、知りたい」という方もいらっしゃることでしょう。

そこで現在の日本における、消費者金融の利用者像を解明していきたいと思います。

1.消費者金融利用者の数と割合

  • 消費者金融に登録している人数 1,819.5万人
  • 消費者金融を利用中の人数 1,071.1万人

登録人数というのは、過去に利用して現在全て完済している人や、消費者金融の会員登録だけしてまだ利用していない人も含まれます。

一方利用人数は現在も借入れを行っており、返済中の人の数ということになります。

この数字からわかることは、日本の人口を1億2千万人とすると人口の約15%の人が消費者金融サービスに登録したことがあるということ。

6~7人に1人という割合ですね。意外と多いんだなという気がします。

また現在も利用中(借入れ中)の人の割合は約8.9%11人に1人という割合になります。

2.消費者金融の利用者像その1(性別・年齢・職業)

  • 男性 63.7%
  • 女性 36.3%
年代 割合
20代 12.2%
30代 20.6%
40代 26.8%
50代 20.5%
60代以上 19.9%

 

個人年収 割合
100万円未満 12.5%
100万円以上200万円未満 14.1%
200万円以上300万円未満 17.1%
300万円以上500万円未満 28.0%
500万円以上700万円未満 16.3%
700万円以上1,000万円未満 8.9%
1,000万円以上 3.1%

 

職業 割合
給与所得者(正社員) 56.8%
契約社員、派遣社員、嘱託社員、パート・アルバイト 15.0%
自営業 9.1%
無職・その他(フリーター含む) 7.6%
会社・団体の経営者・役員 4.1%
公務員・非営利団体職員 2.7%
教職員・医師・弁護士など 2.5%
専業主婦(主夫) 2.2%

 

3.消費者金融の利用者像その2(使い道・消費者金融の印象)

資金使途 割合
趣味/娯楽(レジャー、旅行を含む)費用 29.3%
食費 16.3%
家賃の支払い(住宅ローンの返済を含む) 13.8%
自動車の購入費(車検整備費等を含む) 9.0%
衣料費 8.1%
医療費 8.1%
納税・納付等の支払 7.7%
ギャンブルにかける費用 5.4%
授業料、保育料、給食費等の学校関係費 4.7%
通信費(電話料金やインターネット利用料等) 4.7%
住宅のリフォーム費 4.5%
学習教材等の教育関係費 3.8%
水道・光熱(電気・ガス等)費 3.8%
冠婚葬祭費用 3.4%
資格試験・受験のための予備校等受講料 1.8%
資格試験・学校等の受験費用 1.1%
その他 24.6%
直近1年以内に借入れはしていない/しようとしていない 2.7%

 

満足した内容 割合
借入金の使途の自由度 27.1%
契約手続きの手軽さ 25.6%
申込みから審査結果が出るまでのスピード 24.9%
契約手続きから借入れまでのスピード 14.6%
商品ラインナップ 13.3%
借入申込時の職員の対応 11.8%
借入時と返済時の利便性 11.3%
インターネットによる借入申込や契約手続き 11.1%
インターネットによる借入れや返済 8.9%
問合せ時の職員の対応 7.9%
相談時の職員の対応 7.8%
申込時の提出書類の量 7.7%
問合せの手軽さ 7.1%
受付窓口等の数 6.0%
相談時の手軽さ 5.4%
その他 1.3%

 

不満だった内容 割合
申込時の提出書類の量 16.9%
借入時と返済時の利便性 10.5%
借入金の使途の自由度 9.9%
受付窓口等の数 9.5%
商品ラインナップ 9.5%
申込みから審査結果が出るまでのスピード 8.6%
借入申込時の職員の対応 8.3%
契約手続きの手軽さ 7.6%
問合せの手軽さ 6.8%
相談時の職員の対応 6.5%
契約手続きから借入れまでのスピード 6.4%
問合せ時の職員の対応 5.9%
インターネットによる借入れや返済 5.7%
相談時の手軽さ 5.6%
インターネットによる借入申込や契約手続き 5.3%
その他 8.2%

 

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